みなさん、こんにちは。
あなたの探していたアイデアが見つかる
アイデア図鑑「Aiz」です!
いきなりですが、
みなさんの趣味って何ですか?
・ディズニーの年パスで毎週行ってる。
・友達とFPSゲームでワイワイやってる。
・カフェで本読んで世界観にのめり込んでる。
忙しい毎日を乗り越えるために
人それぞれ、自分に合った楽しみ方をして
リフレッシュしていると思います。
私は、、、
もっぱらアニメですかね!←聞いてねぇ笑
ここで、ちょっと考えて欲しいんですが、
私たちが趣味にするものって、
どれも「非日常」を味わうもの
ばかりじゃないですか?
それに気づいたので、今回は、、、
非日常感、ありえないを作り出せる
「コラージュ」デザインをご紹介します!
きっと、いや…必ずと言っていい。
あなたのセンスに新しい風が吹くこと
間違いなしのアイデアになってますし、
何より、この「アイデア図鑑 Aiz」の中で
今回のデザイン例が、
史上最高の仕上がりになっています!
かなりアート感強めのアイデアなので
もっと簡単なデザインでいいよ…と
そこまで興味のない方は、
ブラウザバックしてもらった方がいいです。
ここまで言って、
残ってくれたあなたにこそ、
夜なべして作ったアイデアを教えたい!
では、さっそく一緒に見ていきましょう!
「ありえない」が人の心を掴む。
ディズニーランドが人気なワケ。
「ディズニーランド」が
全世界で人気な理由って…
夢のような時間を過ごせるからですよね。
別の言い方をすれば、
忙しい日常から「解放」される場所。
キャラクターやお城などの建物、
それらによって作られる神秘的な雰囲気。
パレードなんかもあったりして。
まさに、夢の国ですよね。
普段の生活から離れて、
現実では「ありえない」出来事を
味わえることに人は興味を惹かれて、
お金を払いたくなるんです。
ゲームでも、読書でも、旅行でも
どれもこれも、非現実な世界感に
のめり込めるモノですよね。
実は、これって
デザインにも同じことが言えるって
知っていましたか?
デザインにも「ありえない」を。
では一度、
こちらのデザインを見てください↓
素直な意見で大丈夫です。
これを見て、
興味を惹かれましたか?
たしかに、
かっこいいダンサーの写真を使って
誰もが見やすいレイアウト構成が
オシャレに見えますよね。
でも、別の言い方をすれば、
無難で、つまらない。
そんな印象を持たれる方もいると思います。
なぜ、無難で、つまらないのか。
それは、型にはまった
テンプレデザインになっているから。
邪魔にならない余白にテキスト。
そのままの写真を、全面に配置。
どこにでもありそうなアイデア…
どこにでもありそうなデザインになると
どうなってしまうのか。
周りの風景に埋もれてしまうんですよね…
気づかれずスクロールされるのがオチ。
一方、
今回のデザイン例はどうでしょうか?
ダンサーの背中から、
パレット、ギター、花、ビルまでもが
なぜか、飛び出してきている。
まさに「ありえない」世界感。
だけど、その違和感が
自然と目を惹きませんか?
そうです!人は、現実的なものよりも
ありえない、非日常に目を惹かれる生き物。
そこを刺激できるのが、今回紹介する
「コラージュ」技法なんです!
誰もが見やすくて
100%伝わる表現はキレイ。
だけど、引き出しがそれだけだと、
ワンパターンに思われてしまう。
時には、頭に思い描くままに
アーティスティックな表現をしてみると
自分の「個性」を開花させる
キッカケに繋がるかもしれませんよ。
「コラージュ」で作る非現実感。
そもそも、コラージュって何?
そもそも、みなさんは、
「コラージュ」って何か分かりますか?
コラージュとは?
現代絵画の技法の1つで、
フランス語で「のり付け」の意味。
切り取ったイメージを、
ランダムに貼り付けていく技法。
ピカソとブラックが起源で発展させた。
簡単に言うと、
全くの別の雰囲気の素材を使い
いくつもの切り抜きを作って、
貼り付けてデザインを作っていきます。
違う素材の組み合わせだからこそ、
固定概念に縛られない
独創的な化学反応を楽しめるんです!
では、次の章では、
今回のデザインの仕組みについて
解説していきますね。
コラージュの仕組み
それでは、今回のデザイン例の
コラージュの仕組みを解説していきます。
まず、STEP①としては
雰囲気に縛られない
「素材選び」をしていきます。
自分の感覚で大丈夫なので
「コレ入れたいなぁ」と思ったものを
とりあえずピックアップしましょう!
次のSTEP②では、
選んだ素材たちを
ひたすら切り抜いていきます。
STEP③では、
切り抜いた素材たちを
自分の感覚で画面に並べていきます。
最後のSTEP④で、
色味の調整をして、完成です!
切り抜きの配置や微調整が
なにかと多い編集方法なので、
色味の調整は一番最後がおすすめです!
コラージュのデザイン作りました!
さて、お待たせいたしました!
冒頭で言ったように今回のデザイン例は
史上最高の仕上がりです。
3種類のコラージュ、紹介させてください!
デザイン1. 才能の開花を、ダンサーで表現
最初に、素材探しをしていて
出会ったのは、このダンサー↓
奇抜な赤と青の照明、特徴的な腕の振りが
個性が溢れているなと感じまして、
「才能とは、爆発させるもの。」
このコピーを思いついて、最終的に
私の興味があるモノを集め、
放射状に広がるような配置にしました。
デザイン2. ありえない場所に、ありえない姿勢
このデザインの出発点は、
「鉄骨構造」の画像を見つけた時。
あまり太そうには見えない鉄骨の幅。
そこで、この危険な場所に、
ありえない姿勢で立たせてみたい
と考えて、同じモデルさんでも
違うポーズの写真を探しました。
鉄骨の上だけじゃなく、
横にも、逆さにも立たせることで
現実じゃありえない
そんなインパクトを与えました。
デザイン3. 強いコピー文章を、ホラーと共に
顔なしの和服女性。
ホラー感のただよう写真から
さらに、恐怖を増幅させる方向性に。
背景にもホラーの要素を追加するために
破れた紙をランダムに配置。
そこに、着物のテクスチャを入れ込み
最後に、全体を赤くして恐怖を煽りました。
さらに、コピー文章は、
「まだ嘘ついて生きてくの?」と
かなりドキッとする、強い口調に。
極め付けは、
顔がないことを利用して、
顔の部分に「嘘」の字を入れて、
読み手がもつ不安を、より刺激しています。
実際に作ってみよう!
今回もやってきました…
「一緒に作ってみよう!」のコーナー。
実際に手を動かして、
自分の武器にしちゃいましょう!
STEP① 入れ込みたい、素材を探す
先ほども話しましたが、
このデザイン例の出発点は
「ダンサー」写真との出会い。
まず、気付いたのが
特徴的な「腕の振り」。
勢いのあるポーズを利用したい!
そこで、花火のように
広がっていくイメージにして、
才能のカタチ=いろんな切り抜きで
表現しようとコンセプトを決めました。
デザイナー=パレット&筆
ダンサーのリズム感=ギター
将来の成功像=ビル群
才能の開花=花
ガチガチに固定概念に囚われず、
縛られない、自由で、感覚的に
写真を選んでいきました。
STEP② 選んだ素材を、切り抜く
先ほど、選んだ写真たちを
ひたすらに切り抜いていきます。
量が多いので、根気よくいきましょう!
STEP③ 切り抜きを、画面に配置
レイアウトの考え方ですが、
腕の振り方に合わせて、
背中から溢れ出すイメージに決定。
さらに、
ダンサーを斜めに配置することで、
上昇のイメージを強調させて、
スペースも多く確保できるように配置。
次に、切り抜きたちを配置していきます。
ダンサーを一番上に置いて、
その下に切り抜きを敷き詰めていきます。
広がりが生まれるように、
胸の位置からの放射状の線を
イメージして置くとやりやすいです!
STEP④ いらない部分を、マスク
切り抜きを配置していくと、
「ここの一部分だけ消したいな」
と修正したい点が出てきます。
今回、腕の右側にはモノを
入れたくなかったので、
ハミ出たビルを消していきます。
一部を消したい時は、
「マスク」機能を使うと便利です。
まず、ビルのレイヤーを選択して、
下にある日本国旗のアイコンをクリック!
すると、ビルのレイヤーに
白い四角形が追加されるので、
これでマスクの準備はOK!
次に、ブラシを設定してきます。
左のメニューからブラシをクリック。
直径は大きめ、「ハード円ブラシ」を選択。
不透明度は「100%」にしてください。
ここで、
描画色を「黒色」に設定して、
ビルレイヤーの白い四角形を選択します。
ブラシの設定ができたら、
腕からハミ出たビルの部分を
なぞっていくと…
ビルだけを消すことができました!
STEP⑤ 色味の調整して、完成!
最後に、
色味の調整をしていきます。
今回は、よりシックな雰囲気にするため
すべてを「モノクロ」加工しちゃいます。
モノクロ化する前に、
レイヤーがゴチャついているので
スッキリと整理させます。
レイヤーを、すべて選択してから、
レイヤータブの右上にある三本線から
「スマートオブジェクトに変換」をクリック
すると、1つのレイヤーにまとめられます!
「でも、後から編集したい時どうするの?」
と思う方もいるかもですが、大丈夫です!
レイヤーに、角が折れたアイコンがあるので
ダブルクリックすると、別の画面が表示されます。
そこには、
1つにまとめたはずのレイヤーが
すべて揃っているので、編集ができます。
とりあえず、試しに、、、
ダンサーだけをモノクロ編集してみます。
編集が終わったら、タブを閉じます。
すると、ポップアップが表示されるので、
「保存」をクリックすれば、編集した部分が
元の画面でも反映されるんです!便利!
さて、お次はモノクロ加工です。
モノクロにするには、
「色調補正」の「白黒」がおすすめ!
先ほど、スマートオブジェクトで
1つにまとめたレイヤーを選択して、
色調補正の「白黒」をクリックしてください。
各色味の調整は、以下の通りです。
レッド系「39」、イエロー系「71」
グリーン系「31」、シアン系「111」
ブルー系「52」、マゼンタ系「10」
調整が終わると、、、
こんな感じでシックな雰囲気に
統一できちゃいます!
お疲れ様でした!
切り抜きを駆使したコラージュ技法
の紹介になりましたが、
新しい扉を開けましたでしょうか?
個人的にも、ホラー系の加工は
初めての挑戦だったので、
私自身も、さらに成長できちゃいました。
上級者向けの内容になりますが、
初心者の方や、デザインに興味ある方には
「こんなデザインも作れちゃうんだ!?」と
将来、なりたい自分の目標の1つとなって、
モチベが上がってくれていたら
朝から晩までカフェで
作業した甲斐がありますね。
他にも、上級者テクニックとして、
服から溢れ出すデザインも紹介しています!
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ここまで詳しく解説してきましたが、
実践するのはあなた自身。
時には、つまずいたり、
分からなくなる事もありますよね。
でも、デザイン詳しい人なんて
周りにいないし、どうしたら…
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