もう、どこに文字入れようなんて迷わせない!
窓枠を使った塗りつぶし技法で「余白」は作れる。

みなさん、こんにちは。

あなたの探していたアイデアが見つかる

アイデア図鑑「Aiz」です!

現在ではありがたいことに

無料素材サイトには多種多様な素材たちが

大量に選べるようになっていますよね。

デザイナーの私も、毎日お世話になりっぱなしです。

ですが、こうも思いませんか?

大量にあり過ぎて

自分が欲しい画像が分からなくなっちゃった…」って。

選択肢が多いのはいいけど、、、

多すぎるのも困っちゃいますよね…

めっちゃ気持ちわかります。

けど、考えてもみてください。

私たちができる・興味あるスキルって

デザイン」ですよね。

だから、このサイト見てるわけだし。

そうです!アイデアさえあれば

PhotoshopやCanvaで

あなたが思い描く素材だって

自由に作れちゃうのが強みですよね!

今回紹介するアイデアは、

そんな思い通りの素材を作る技法を

1つお伝えしようと思います。

作り方は単純だけど、

他の人と被らないアイデア

知りたくないですか?

なんたって、私が独自に考えましたからね。

もちろん、特に必要ないって人は

これ以上お時間をいただくのも心苦しいので

ブラウザバックしてください

え?!こんなデザイン作れるようになりたい!

そう目を輝かせているあなたに教えたいです。

では、さっそく

今回も一緒に見ていきましょうか!

「写真は喋る?!」写真が持つ圧倒的な情報量!

みなさんは、

写真って喋る、こと知ってますか?

何言ってるんだ?って思うかもですが、

写真は、文字に比べて

圧倒的に情報量が多いので、

読み手に語りかけてくるんです。

例えば、、、

レモン」があるとします。

なんだか酸っぱそうで、大きくて、

鮮やかな黄色の皮で、鮮度がいい…など。

どれだけ良いところを言葉で説明しても

100%イメージできる人はいないと思います。

しかし、

そこに1枚のレモンの写真

あったらどうでしょうか?

どんな色で、どんな形で、どんな大きさで、

どのぐらい色鮮やかな、新鮮さがあるのか

一瞬で伝えられますよね!

極端なことを言えば、

もしも、伝わりにくい写真を使っていたなら

文字やレイアウトをどんなに頑張っても、

伝わりやすいデザインにはならないです。

たくさんの写真や言葉を並べるよりも、

たった1枚の伝わる写真があるほうがベスト!

つまり、

写真の扱い方しだいで、デザインが変わる」んです!

ぶっちゃけ、私自身デザインを作る上で、

1番大事なのが「写真」だと思っています。

ですので、このデザイン図鑑 Aizでは

写真の魅せ方を中心に伝えています。

下の記事では、パッと見キレイな写真の

ポテンシャルをさらに上げるコツ

紹介しています。ぜひ、あわせてご覧ください↓

窓枠を使った塗りつぶしで、余白を作る!

さて、今回もやってきたデザイン例紹介コーナー。

「天窓」が美しい建物があったので、

美しさをプラスするために「月」を入れ込みました。

窓枠のおかげで、美しい月が

さらに主張されているのに

スッキリまとまっていますよね。

この窓枠デザインの仕組みは、

かなり単純な構造をしているんですよ。

それでは、次は、、、

デザインの仕組みについて見ていきましょうか!

窓枠デザインの仕組み

このデザインのポイントは1つ!

ガラス以外を見えなくする」こと。

簡単に言えば、作業内容としては

ガラスだけを選択しちゃえばOKです!

まずは、

パスツール」を使って

ガラスの中だけを選択していきます。

窓枠は、曲線のものが少なく、

まっすぐなことが多いので、

「パス」で直線でパッと引けちゃうのも

初心者の人でも実践しやすいデザインになってます。

すべてパスで囲めたら、

パスを選択範囲に変換して点線にします。

点線の選択範囲で囲めたら、

最後は、「レイヤーマスク」を掛ければ

ガラス部分だけが表示されました。

あとは、

背景色を白色にすれば、

余白が作れちゃいますね!

窓枠デザインが持つ、4つのメリット

窓枠デザインの仕組みが分かったところで

このデザインが優秀な、メリットになる点が

4つ」もあるので特別に教えちゃいます!

メリット①「余白を自分で作れる」

いざ、素材サイトで写真を探そうと思った時、

綺麗な写真だけど、スペースがない…

こう思うことないですか?

画面全体に物が多くある写真だと、

文字をどこに置けばいいのか…

白い文字を置けば見えるけど、いつも同じ…

それを解決しちゃうのが、この窓枠デザイン!

窓枠にはめ込まれたガラスの部分を切り抜いて

それ以外を白背景にしちゃえば、

余白が自分で作れちゃいます!

この技法を使って、

こんな感じでデザインを作ってみました↓

フリーランス応援ポスター風

太い窓枠をにたとえることで、

都会の上空ビジネスの成功」を

加速させる意味合いを込めて、

走る人のシルエットを入れ込んでみました。

メリット②「大量の情報を余裕で整理できる」

タイトル、コピー文章、説明文、画像…

背景以外にも入れたい情報ってたくさん

しかもその都度

必要なスペースって変わりますよね

余白ができる、ということは

それだけ、他の情報を詰め込める

スペースが確保できることにも繋がります!

この大きな天窓が美しい白い建物。

もともと余白があって、読みやすい素材

だと思うかもですが、文字を入れてみると

意外と見えにくくなっちゃいます

背景がアリの場合だと、

影の写り込みなどの、背景の色合いによって

文字が読みにくくなってますよね。

一方、背景ナシにした場合では、

うしろに邪魔するものが一切ないので、

情報がスッと入ってきます!

タイトルや文字の情報を入れる時に困ることは

背景の色合いによって、見にくくなる」点です。

それが、余白を作ることで一気に解決できちゃいます!

この窓枠を使って、

私はこんなデザインを作ってみました↓

天窓に浮かぶ幻想的な月

タイトル、コピー文、説明文と

たくさん情報を入れ込んでますが、

余裕で整理できちゃってますよね!

かなり見やすい1枚に仕上がっていると思います。

メリット③「写真にスポットライトを当てる」

デザインを作る時には、

ただ画面を埋めればいい訳ではないです。

大切なのは、余分な情報を絞って

伝えたいことにスポットライトを当てることです!

例えば、、、この写真を見てください↓

地中海にあるサントリーニ島の風景です。

澄んだ青空と、白い建物が綺麗ですよね。

風景を全体に配置した場合だと、

おしゃれな表現でイイ感じに見えますが、

よくありがちな構成なので、マンネリ化しがち…

一方、窓枠に風景を入れ込んだら

写真の一部をピックアップする効果があり

わざとらしくない強調ができるんです。

サントリーニ島の紹介ポスター風

この写真を使ってデザインを作りましたが、

まるで、現地の島にいて実際に窓から覗いてる

疑似体験している感覚にもなりますよね。

このデザインは、別の写真から

窓枠だけを切り抜いて、

島の写真を入れ込んで作っています。

メリット④「心情を表現できる」

この窓枠デザインで、意外と盲点なメリット。

それが、「心情を表現できる点です。

心の様子だって映すことができちゃうんですよ!

今回は、

こちらの倉庫の中から上を見上げた

写真を使って説明していきます。

心情を表すポイントは、

動きのある」写真を使うこと。

今回私は、縦に伸びるオーロラを入れて

希望が生まれる瞬間を表してみました。

さらに、

人の心を表現したいなら、

人物のシルエット」を入れ込むとgoodです。

背景を邪魔しにくい単色素材なのでピッタリですね!

夢見る人の背中を押す

なかなか、踏み出せなかった女性。

不安を遮るように頭上を通る

壮大なオーロラを見たことで、

不安→決意に変わる瞬間を表現してみました。

これまで4つのメリットについて

解説していきましたが、

正直、予想以上の多さですよね!

汎用性めっちゃ高いので、ぜひ使ってください!

実際に作ってみよう!

では、今回は、

この幻想的な月が窓に映るデザインを

一緒に作っていきましょう!

1. ガラス部分を選択する。

まずは、ペンの形をしたアイコン。

ペンツール」を使って、

ガラス部分を選択していきます。

ちょっとだけ、

ガラスの内側を選択しておく

仕上がりが良くなりますよ。

すべてのガラスを選択し終えたら、

パスコンポーネント選択ツール」を使って

囲んだ青い線をすべて選択していきます。

shiftを押しながら

クリックしていくと、複数選択できます。

青く囲った線を、すべて選択できたら

次に、

それを選択範囲に変換していきます。

レイヤーのタブにある「パス」のタブを選び、

作業用パスを選択してから、

下にある点線の円をクリックして、

パスを選択範囲として読み込みます

すると、、、

青い線から、点線に変換されて、

選択範囲が設定できました!

【他の選択方法】色域選択

ここで、補足の話を挟みますが、

ガラスの量が、めっちゃ多い時は

パス引くのって大変すぎますよね…

でも、下の画像のように

ガラスと、窓枠の部分の

陰影がハッキリとしていれば

カンタンに選択できちゃう裏技があります!

それは、上のメニューにある

選択範囲」の中の「色域指定」です。

使い方は、編集したいレイヤーを選択して

色域指定をクリック。

すると、色域指定の編集画面が出るので

ガラス部分を適当にクリックすると、

選択した部分が白く表示されます。

この白く選択された部分が、

ガラス全体に広がるように

上の「許容値を動かして調整します。

OKを推して、選択が完了すると、

ガラスだけが綺麗に選択されます。

複雑な選択もコレなら一発ですね!

2. 選択範囲にマスクをかける。

ここまで来たら、

ほとんど終わったも同然!

次は、点線で囲まれた選択範囲に

マスク」をかけて、切り抜いていきます。

建物のレイヤーを選択してから、

レイヤー下にある日本国旗のアイコン

マスクをかけると、ガラスだけ切り抜かれます

3. 空に月を入れ込んで合成。

最後に、

空に月を入れ込んで合成していきます。

白い建物のレイヤーの上に

月のレイヤーを持ってきて、

option」または「alt」を押しながら

レイヤーの境界線をクリック

すると、クリッピングマスクが適用されて

ガラスの中に月が入り込みましたね。

これで、窓枠デザイン完成です!

お疲れ様でした!

今回もボリューム満点の内容になっちゃいました笑

基本的に、窓枠がある写真があれば、

どんな写真にも適応できるので、

かなり汎用性が高いデザインになってます。

完全に私の自作アイデアなので、

とりあえず手を動かして練習して、

次は自分なりに応用してみたりして、

ぜひ自分の武器にしちゃってくださいね!

デザインの無料アドバイス、やってます。

ここまで詳しく解説してきましたが、

実践するのはあなた自身

時には、つまずいたり

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