みなさん、こんにちは。
あなたの探していたアイデアが見つかる
アイデア図鑑「Aiz」です!
突然ですが、みなさんは
「この画像、なんか惜しいんだよなぁ」
と思うことないですか?
自分はよく
「素材選び」の時になりますね。
写ってる人がもっと笑顔なら使えたのにとか…
コップの画角が気に入らなかったりとか…
全身を切り抜きたいのに足だけ映ってなかったりとか…
そんな数ある中でも、
「色味がもっと良かったらいいのに…」
そう思うことも多くないですか?
映ってるモノは良いのに、
ちょっと色がくすんでたりしたら
使うの迷ったりしますよね。
特に、
スマホで撮った写真なんかは
自分はカメラマンでもないし
なかなか上手く映らないものです…
「でも、デザイン学んでるから
コントラストとかイジればよくない?」
確かにそうですよね!編集しちゃえばいい。
けど、写真って1枚1枚違います。
それぞれに合わせて数値を調節して
”イイ感じ”に仕上げるの、
正直めんどくさいですよね。
そこで、
今回紹介したいのが、
「トーンカーブ」という手法。
デザインソフトでは、
おなじみの機能なんですが、
実は、どんな写真にも使えて
しかもイイ感じに仕上げてくれる
とある「秘技」があるんですよ!
もう、明るさとかコントラストとか
1つ1つ数値入れるめんどくさい調整とはおさらば!
作業効率もグーンッと上げてくれる
秘伝の術を、ぜひ会得していってください!
写真の修正しないとヤバイ。。。
なぜ、タイトルで
「ヤバイ」とまで言うのか…それは、
無編集だと、写真が持つポテンシャルを
十分に発揮できていないから「損」なんです。
特に、
自分でスマホ撮影した場合なんかは
キレイに撮れていないことがほとんど…
ここで、
実際に私が愛用している
カフェの写真を例にしてみますね。
みなさんお気づきの通り、
半分飲みかけの状態で、
写真を撮っていないことに気づき
慌てて撮ったことは黙っててください←
雑談はさておき、
色味的にはキレイに撮れていますが、
ちょっと加工してあげると・・・
カフェオレ、コースター、テーブルの
茶色がパッと鮮やかに映えて、
オシャレに仕上がりましたよね!
自分で撮影したものだけでなく、
高画質の素材サイトから
持ってきた写真も修正が必要です。
このサイトでもお馴染みの「O-DAN」
今回も、このサイトから
街の上空写真をダウンロードしてきましたが、
なんだか全体的にくすんでいます。。。
こちらも、ちょっとした編集で、、、
建物の色味と、影にあたる色味の
コントラストが強調されて、
ドラマチックなカッコよさに仕上がりました!
他にも、
ひと目見ただけではキレイな
自然の中にかかる橋の写真。
こちらも、同様の加工で、
緑の色味や水面の質感など
より幻想的な雰囲気になりました!
また、
こちらの朝日がのぼる山と花の写真。
こちらも、今回の加工をするだけで、、、
朝日の光が強調さたことで、
山肌や花の色味が彩られて
より希望を感じる写真へと生まれ変わりました!
一見、高画質でキレイな写真。
でも、その中にはまだまだ
魅力が隠されていることに
気づいていただけましたか?
画像は、文章よりも
瞬時に多くの情報を伝える
スーパーアイテムですから、
「画像を制する者は、デザインを制す」です!
トーンカーブって、そもそも何なの?
トーンカーブは、色味の編集機能
「トーンカーブ」とは、
Photoshopやillustratorをはじめとした
デザインソフトで備わっている
明るさやコントラストを補正する機能の1つです。
【トーンカーブの設定】 Photoshopの場合、下の手順で設定できます。 ・[イメージ]メニュー → [色調補正] → [トーンカーブ] ・[ウィンドウ]メニュー → [色調補正]
グラフの中にある「点と線」
これを操作して、変形させることで
画像の色調を補正していきます。
トーンカーブの仕組み
トーンカーブの調整は、
大きく分けて「縦に3分割」して
分類することができます。
右側が、画像の明るい部分の調整スペース。
中間が、画像の中間調の調整スペース。
左側が、画像の暗い部分の調整スペース。
だいたい、
この3箇所を意識して調整します。
それでは、
実際に調整した様子を見てみましょう!
今回は、こちらの男性の画像を使ってみます↓
まず、
真ん中をクリックして
ドラックしたまま上に引き上げてみると…
元画像よりも、
全体的に明るくなったのがわかります!
逆に、
下に引き下げてみると…
今回は元画像よりも、
全体的に暗めになりましたね!
このように、
トーンカーブの直線を変形させることで
画像を調整していくんですが、、、
上のような調整のままだと、
明るすぎるし、暗すぎるしで
ちょっとイイ感じには見えませんよね。。。
そこで、
次の章ではトーンカーブ調整の秘技を
特別に伝授しちゃいますよ!
万能秘技「S字カーブ」
そのトーンカーブ調整の秘技とは…
ズバリ!
「S字カーブ」にすることです!
ポイントとしては、先ほど説明した
トーンカーブの仕組みの
「明るい部分」と「暗い部分」の2点を調整します。
では、実際に
加工して見ていきましょう!
コントラストを強めたいなら「S字カーブ」
コントラストを強めたい時には、
右の明るい部分を「上」に、
左の暗い部分を「下」にします。
ただ真ん中だけを下にしただけだと、
全体的に暗くなっただけの印象に思えます。。。
ですが、2点を動かすことで、
夕陽の光も、影も強調されて
よりドラマチックな仕上がりになりますよね。
コントラストを弱めたいなら「逆S字カーブ」
逆に、コントラストを弱めたいなら
先ほどとは逆に、
右の明るい部分を「下」に、
左の暗い部分を「上」にしてあげます。
やはり、真ん中を吊り上げただけの調整だと
白くモヤがかかったように
ぼやけて見えます。。。
ですが、ここでも2点を動かすことで、
写真全体の色調を落とす調整となり、
どこか哀愁漂うオシャレな見た目になります。
口を酸っぱくして言いますが、
トーンカーブは「S字カーブ」
これを絶対今日は覚えて帰ってくださいね!
実際に設定してみよう!
さて、実際にトーンカーブを
使っていきましょうと言いたいんですが、
ここで1つ、気づいた人はいますか?
今回のデザイン例。
ここにヒントが隠されていたことに!
この「S字カーブ」を境目にして、
2パターンの加工を入れ込んでいるんです。
ここに気づけた人は、すごい!
デザインを見る目が育ってきてますね!
ちなみに、
今回のデザインのアイデアは、
↓こんな感じで考えました!
【今回のアイデア出し】 2パターンの調整を見せたいな →反転したらトランプのクイーンみたいじゃない? →絵柄のトランプ風にしてみよう!
Photoshopでは、
「ウィンドウ」→「色調補正」から
トーンカーブを設定できます!
このデザイン例では、
下の図のように調整しています。
では、どのぐらい変わったか
元画像の状態と比べてみてみましょう!
左:元画像 右:コントラスト”強め”調整
左:元画像 右:コントラスト”弱め”調整
たった2点を動かすだけで
カンタンにトーンの調整が
出来ちゃいましたよね!
また、
Photoshopでは合成の機能の1つである
「描画モード」も最強に役立ちます。
↓こちらの記事でまとめてますので、ぜひ!
残念ながらCanvaには、
トーンカーブがありませんが、
Canva特有の調整機能があります。
それが、
「フォトジェニック」機能です!
フォトジェニックは、
トーンを調整したい画像を選択した後、
上メニューの「画像を編集」から加工できます。
どれにしようか迷ってしまうほど、
たくさんのパターンが用意されているので
イメージに合わせて探せちゃいます!
今回は、試しに、、、
ナチュラルの「Fresco」を使ってみます。
より色味がハッキリとしましたね。
でも、
ちょっと加工が濃すぎるかも…
そんな時は、今付けてる
フォトジェニックのアイコンを
ダブルクリックしてみてください。
すると、
「強度」を調整する画面になるので
「0.5」や「0.7」に落としてみてください。
これで、
先ほどよりも自然な仕上がりに
調整が出来たと思います。
どうでしょうか?
CanvaでもPhotoshopに負けない
トーン調整が出来ちゃうんですよね!
Canva、ほんと怖ろしい子…笑
ほんの少しの手間で
ここまで雰囲気を変えられるので、
ぜひ、画像はそのまま使わず
調整して使いこなしていってくださいね!
デザインの無料アドバイス、やってます。
ここまで詳しく解説してきましたが、
実践するのはあなた自身。
時には、つまずいたり、
分からなくなる事もありますよね。
でも、デザイン詳しい人なんて
周りにいないし、どうしたら…
そんなあなたに吉報です!
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