必要なのはシンプルさ。
つまりデザインは「引き算」である。

みなさん、こんにちは。

あなたの探していたアイデアが見つかる

アイデア図鑑「Aiz」です!

最近、

スキマ」が気になるんです。

突然何を言ってるんだと思いますよね。

いや、実はですね。。。

もう読まないマンガを整理したんですが、

整理したら当然、本棚にスペースができまして

それが気になるんです。

「あと数冊でピッタリ収まるのに…」

私はそこで何かしら写真立てなんかを入れて

スキマを埋めたがる落ち着きない性格なんですよね…

そんな貧乏性っぽさに通じるんですが

今回はデザインの「構成」についてのお話。

スキマを埋めたがる

これはデザイナー初心者あるあるのひとつで

いつまでもゴチャゴチャで終わる原因

これ意識を変えないと、

労力はもちろん、あなたの貴重な時間

そして貧乏性をこじらせて

貧乏デザイナーのまま終わっちゃいますよ

根っこの性格は変えられなくても、

デザインセンスは変えられる!

今回も自分の変化を楽しみましょう!

かけた熱量・時間=頑張った量と思ってしまう

かくいう私自身もそうだったんですが、

典型的な、ザ・日本人の考え方。

制作物にどれだけの熱意を持って

どれだけの時間を使ったか

それだけ頑張った証拠だと思ってしまう

そんな初心者の人が多いです。

お仕事なんだから全力でやらなきゃ!

そう思えるあなたは真面目で

思いやりのある人。

もちろん、お仕事には大切な考え方

だけど、

度を過ぎると苦痛の原因にもなります。

残業した時間が長い人が偉い

そんなブラック企業みたいな考えを

あなた自身に向けてないでしょうか

例えば、美容関係の会社から

1枚10,000円のバナー制作の

お仕事の話があったとします。

「2日かけて全力全開で仕上げる」のと、

「80%の力で3時間で仕上げる」の

どちらがお客さんも自分自身も

幸せになれますか?

お仕事すべてにやる気がありすぎると

終わった後の反動が大きずぎて

燃え尽き症候群になっちゃいます。

人生のお仕事は、このバナー制作

たったコレだけじゃないですよね。

理想は、

自分の余力も残しつつ

お客さんの要望も叶えられること

お客さんとのヒアリングや

コンセプトを決めるアイデア出しは

全力でやるべきです。が、、、

同じ完成度で「4手順」で終わる作業と

「3手順」で終わる作業なら、

3手順を選んでも問題ないですよね!

そんな「時短テク」を

追求するのって、人生を幸せに生き抜く

処世術にも繋がってくるはずから。

要するに、、、

ラクできるところは

ラクをするってことです!

次の章で紹介する「引き算」の考え方は

落ち着きを持たせたオシャレな仕上がりかつ、

時短できちゃうテクニックになってますよ。

足し算ではなく、「引き算」の考え方

デザインにおいての時短テク

そのひとつとして、

デザインは「引き算」だと

理解することが大切です!

冒頭で話したマンガ整理の話。

それを例にして説明すると、、、

読まなくなったマンガを片付けて

スキマが空いた本棚

「何かスキマ埋めるために買わなきゃ」

確かに植物やカメラなんてあったらオシャレ。

けど、それって絶対に必要なもの?

だってほら!スキマあっても読書通みたいに

結構シャレて見えませんか

このように、

スキマ=手抜き感の意識ではなく

オシャレなスパイスになる

そんな認識に変えてください!

デザインを考えるときは、

ドンドン追加していく足し算ではなく

必要な情報だけに絞った引き算」の考え方

が時短テクニックになります。

例えば、

この女性のモノクロ写真。

白くうつる肌や手以外は、

ほとんどが黒色でスキマだらけ

この時、私はかき上げる髪のイメージ

文字やモノが邪魔しないように

情報を下にコンパクトにまとめて

架空のシャンプー広告を作りました。

コレほとんど写真の加工はしてないので、

文字と商品を配置しただけ、です!

このようにデザインの考え方しだいで、

カンタンで時短な加工だけど、

オシャレに仕上げられるんですよね!

引き算デザインのコツは「直線に配置」

今回のデザイン例でもある

こちらの雪山の画像。

これも「引き算」の考え方を

使っていますが、実はコツがあります!

それは、

情報を直線で整理する」です!

厳密にいうと、

自分で決めた直線以外には

情報を置かないようにするんです。

「右下にある雪山

それと対角線上になるように

左上にコピー文を配置してます。

この対角線以外のところには

無駄な情報が入っていないことが

見てわかると思います。

このように、

自分で画面上のルールを決めることで

(今回は対角線以外に情報を置かないこと)

情報が自然とまとまってくるんです。

こちらの架空のシャンプー広告の

デザイン例でも同じ考え方です↓

こちらも左上から右下への対角線

1番下の直線のみに情報を

集中させることでまとまりを持たせてます。

スキマを作ることは

大人の余裕を持たせることでもあるので

高級感あるデザインにも向いていますね

どうだったでしょうか?

何となくスッキリできてればいいのか

とぼんやりした認識だった読む前よりも

デザインの構成がハッキリしたと思います!

これからは情報は詰め込むのではなく

情報は絞って、まとめていけば

また1歩、成長できるはずですので

ぜひ、これから意識を変えていってくださいね!

実際に、作ってみよう!

今回はこの雪山のデザイン例を

素材選びの段階から

どのように考えたのか解説していきます!

まず、「デザインは引き算」という

テーマに合うようなシンプルな背景

無料素材サイト「O-DAN」で探しました。

素材の探し方については、

こちらの記事で解説してますよ↓

今回の探すポイントとしては、

やはり「スキマが多い背景」ですね。

そしてこの雪山画像に辿りつきました!

さっそく、作っていきますが、

まず、雪山の画像を配置させます。

スキマを確保したかったので、

雪山部分を右下に配置するように

拡大移動をさせました。

次に、

雪山の色彩を調整するため

色調補正」を使っていきます。

色調補正のタブが表示されていない場合は

ウィンドウ」→「色調補正」から

表示させることができます。

色調補正の中から、

絵具のパレットみたいなアイコンの

色相・彩度」をクリック。

属性のウィンドウで、

彩度のバーを「」→「+16」に

変更させてみてください。

お次も、色調補正から

レベル補正」をクリック。

属性ウィンドウが表示されるので、

1番左にある黒い矢印を移動させて

」→「30」へ変更させます。

最後に、同じく色調補正から

トーンカーブ」をクリック。

属性ウィンドウでは、

上の図のように直線を

曲線に変形させてみてください。

すると、、、どうでしょう?

ちょっとした調整でしたが、

山肌がキレイに加工できました!

この後は、

タイトル入れをしていきます。

雪山にタイトルが負けないように

そして、引き算=マイナス符号なので

タイトル上に「横棒」を配置してみました!

仕上げに、

こちらの吹雪の画像を

画面全体に合成させていきます。

吹雪の画像を入れ込んで、

全面を隠すように拡大配置します。

入れ込んだ吹雪のレイヤーを選択して、

上の描画モードメニューから

焼き込みカラー」をクリック。

同時に、

不透明度も「25%」に落とします。

雪が舞い散る雰囲気

イイ感じに付けたしできたので

これで完成です!

描画モード」についての解説は、

下の記事にて解説してるので、

あわせてご覧ください!

お疲れ様でした!

今回は、Photoshopでの解説でしたが、

この「引き算」の考え方は

Canvaや資料作成にも通ずる内容です。

デザイナーでなくても、

今後の人生で必ず役立つ

デザインの感覚ですので、

この際に意識して身に付けちゃいましょう!

デザインの無料アドバイス、やってます。

ここまで詳しく解説してきましたが、

実践するのはあなた自身

時には、つまずいたり

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